人生万事サム翁が馬 No.80

昨日、誕生日でした。

ついこの間、30を超えたと思ったら、もう65! 時の過ぎるのは早いですね。

無事に65歳を迎えたところで、今までの人生を振り返ってみると、

タイトル通り、中国故事の塞(さい)おじいちゃんと同じで「人生万事サム翁が馬」だったように思います。

まず、大学は当然通ると思ってた本命の国立1期校に落ち、2期校の大分大学に進みました。(不運)

本命ではなかったので、ガックリ来たのですが、入ったら良い先生や仲間に恵まれて、

毎日好きなことをして楽しく暮らしていました。(幸運)

ところが楽しすぎて学校にあまり行かず、成績が悪い!

就職の時に大手の一流企業は、「学校の成績が物を言う。」と聞き、仕方なく探したのが、

当時ほとんど、「まがい物を売る。」と言われていた通信販売の会社。

周りからは、「何でそんな会社に行くの?」とか言われて、ちょっと落ち込み(不運)。

入社した時は、できるだけ九州に近いところがいいと思い、福岡支社か広島支社を希望し、

「広島支社勤務を命ず」と通知が来たので(幸運)、ちょっと喜んでいたら、

入社式で広島勤務の辞令をもらった直後に階段で、川島社長に「君、本社になったからな。」と一言。

ちょうど本社の商品部で空きが出たので急遽の指名だとのこと。

「ゲッ、京都なんて九州から遠いし・・・」(不運)と思いましたが、

それが幸いして、29歳で役員になりました。(幸運)

ところが、若い上司の言うことを年上の部下たちはなかなか聞かない。(不幸)

その後もなんだかんだとありながら、社長になりましたが、退任するときは望んだ形ではなく、

青天のへきれき(不幸)、やめた後どうしようかと思っていたら、いくつかの企業から声がかかり、

充実した毎日を送る。(幸運)

そう考えてみると、何が幸いするか本当にわかりません。

国立1期に通って、大手の企業に就職して・・・・・

ニッセンでも広島支社に行ってたら・・・・

あの時辞めてなかったら・・・・・

いろいろ考えると、その時その時で「不幸だ。」と思っていても、逆にそのおかげで

素晴らしい人生に巡り合えたように思います。

人生万事塞翁が馬、何が幸運で何が不幸かわかりません。

「禍福は糾える(あざなえる)縄のごとし」災いと幸せはぐるぐる回りながら、

私たちのところに降りてきます。

私もおかげさまで、良いことも悪いこともありながら、今は楽しい人生を送らせてもらっています。

これからも、幸運におごらず、不幸を嘆かず、生きてることを楽しむようにしたいものですね。

そして、自分のできることを一生懸命にやって行きたいと思っています。

15~16世紀の宗教家、マルチン・ルターは。こう言ってます。

「例え、明日世界が滅びようとも、私は今日リンゴの木を植える。」

良い言葉ですね。

何が起こるかわからない人生だからこそ、面白いし、望みを捨てたらいけないのでしょうね。

みなさんも、あなたなりのリンゴの木を今日植えましたか?

 

私はまた、今日から66歳に向けて、「清く・正しく・元気よく」生きて行こうと思います。

次回は20日くらいです。

みんな、コロナに負けるな!

 

 

 

 

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