金を超えた笑顔 No.144

小学生のころ、校庭で50m走の記録を取ったことがあると思います。私は、確か7秒4が最高だったのを記憶しています。そして、今思うとその距離は結構な長さで校庭の端から端くらいまでありました。そんな距離(45m)の端から20Kgの石を滑らせて、たった30cmの中心をねらっていくスポーツがカーリングです。残念ながら決勝で敗れて銀メダルになりましたが、失敗しても腐らず、最後まで仲間と笑顔で立ち向かっていく彼女らの笑顔は、一服の清涼剤のように私たちを和ませてくれました。勝負では銀ですが、金メダル以上の価値があったように感じます。人間、うまく行かないときは笑顔どころか、シュンとなってむくれたり、周りに悪態をついたり、「あ~あ、もうだめだ!」とあきらめの言葉を吐いたり、なかなか笑顔でいることは難しいものですが、予選からビデオを録ったりしてすべて見た中で、彼女らが失敗してムッとしたり、嫌な顔をしたり、ましてや仲間に文句を言ったりすることなど一度もありませんでした。(それに比べ、ロシアの鬼コーチは酷かったですね。)この笑顔と言うのは、人間の生きる上でとても大事なことで、免疫力が上がる、アンチエイジング効果がある、コミュニケーション能力が高まる、などなど、実際の効果が検証されています。スポーツをする人たちだけでなく、全ての青少年にとって、良いお手本となることでしょう。日の丸がいかんとか、君が代はダメだとか、そんな思想的なことをくどくどいう前に全国の小学生に日本代表ロコソワーレの戦い方を見せて、「人生、何があっても笑顔で生きよう!」と教える方がどれだけ子供たちのためになるか。ぜひ、小学校の道徳の時間にこの笑顔を使ってもらいたいですね。また、転倒して銀に終わったパシュートの選手たちのようにオリンピックでは多くの涙もありました。笑顔の効用と同時に涙の効用も多く、ストレスを低下させる、副交感神経が働きリラックス効果がある、余計なマンガンを輩出しうつ病のリスクを減らす、など笑顔に負けないくらいの効用があるそうです。そう考えると、人間はできるだけ、泣いたり笑ったりして心を表に出すことが幸せになる第一歩かもしれません。オリンピックには笑顔や涙がたくさんありました。これを機に世界の人たちが、思い切り笑ったり泣いたりしながら、勝者を称え、敗者を思いやる気持ちになれば世界平和にも近づき、オリンピックの本来の目的が達成できるというものです。プーチン君やバイデン君、さらに習近平君、金正恩君、岸田君その他の西側首脳たちもこれを機会に平和であることの笑顔と、逆に君たちの判断で苦しめられている人たちのことを思う涙も流し、国同士が戦うのではなく、力を合わせてパンデミックや貧困と言う人類の敵と戦うために大同団結してほしいねえ。なあ、皆の衆、そうは思わんかい?」

(あとがき)

そう言えば、村田英雄の皆の衆と言う歌詞は、♪皆の衆、皆の衆、うれしかったら腹から笑え、悲しかったら泣けばよい。無理はよそうぜ、体に悪い、・・そうじゃないかえ、皆の衆。♪ とあります。ウクライナ問題も台湾問題も、大国よ、無理はよそうぜ、体に悪いぞ! そうじゃないかえ世界の皆の衆。

では、また次の更新まで、月末予定です。

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