伝家の宝刀 NO.178

まず、一言。私は「増税大賛成!」です。唐突ですが、政府が16日に発表した新たな”防衛三文書”で今までの、他国から攻撃されても何もせず、アメリカに反撃は頼るという、いわゆる「日本は盾に専従しアメリカが矛の役目を果たす。」と言う考えから、いざ攻撃をされた場合、日本も反撃できるように方針を転換しました。そのために必要な防衛費(23年から5年間で43兆円、今までの1.5倍規模)をねん出するために増税をすることに対して、さっそく反対を唱える人たちも出てきましたが、私は今回の方針にも増税にも賛成です。確かに国民の負担は大きくなりますが、国を守るためには自分たちでその費用を出すのは当然で、反対の人たちは誰に守ってもらおうと考え、その費用は誰に出してもらおうと言うのか。例えば、自分の家の周りに塀を作ったり、ドアにカギをつけたり、中にはセコムなどで防犯対策をしたりと普通誰もが自己防衛をする場合、その費用は自分で払うのが当然です。面白いもので家に「セコム」の紙を貼ってたり、カギが一つのドアに複数あるだけで、ドロボーは敬遠し、防犯上大きな効果を発揮するそうです。国も同じで、あの国は攻めても反撃もしないし、そもそも武器もないなら、攻める方は極めて簡単に攻め込めます。家に塀や柵もなくドアに鍵もない状態でドロボーに入られました、と言われてもそもそもちゃんと防犯対策をしないことが問題で、国も同じです。ただ、反撃ができると言っても専守防衛をやめた訳ではなく、あくまでも専守、どうしても必要な場合のみ”伝家の宝刀”を抜く。周りから見たら、「ちょっかい出したら、こちらもケガすることは免れないので攻めるのは慎重にならざるを得ないな。」となるはずです。例えば、日本の潜水艦技術は世界トップクラスだそうですので、潜水艦に敵基地を攻撃できるミサイルを積んで、その潜水艦がどこにいるか分からないという状態にすれば、敵はうかつに仕掛けられなくなります。そういう”伝家の宝刀”を作り技術を磨くのであれば国債のような一過性の資金調達ではなく、継続的な税で賄った方がいいと思います。このように書くと共産党の人たちのように「戦争国家作りは許されない。」などと言う人もいようかと思いますが、私などは戦争大反対で何事も軍事優先の軍事国家を作れ、などとは全く考えていません。戦争反対だからこそ、まずは外交で努力をすることが優先ですが、外交と言うのはうまく行くときばかりではありません。歴史を見れば外交が行き詰まることが多い、その時のためには磨き澄まされた”伝家の宝刀”を持ち、いざとなったら抜くぞ‥‥。と言う覚悟を示すことが重要なのではないでしょうか。皆さん、どう思いますか?              

 

(あとがき)         

増税賛成と言っても中身は、法人税とかたばこ税とか復興支援の税を防衛費に回すとかです。という事は、実際に一番痛みを感じるのは、全国民の20%弱いる喫煙者の方ではないでしょうか? タバコ代が上がるだけでなく、吸う場所も減っていき、ますます大変になります。お気の毒様です。私も37年前にやめましたが、ピークは一日5箱(100本)吸っていましたので、今の値段にすると570円×5箱=2850円が一日にかかります。一月では85500円、年間で104万円(ひどい!)さらに増税で1本当たり3円上がると、年間約115万円! 私の年金の約半分です。本当にタバコやめててよかった・・・・・・・・。全国の喫煙者に感謝(?)しながら今年のこのブログもあと一回、次回の更新は年末になります。

       

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