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2か月ほど前、風呂上がりに鏡を見ると、そこには、「どこかで見たなあ。」と思う姿が・・・。「あ~、そうや。」昔、たまに帰った実家で、年老いた父親が夏の風呂上がりに上半身裸で出てきた時の年寄りの体そのままの自分が、鏡の中にありました。腕や胸の筋肉は落ち、腹がポッコリ出て、思わず「何じゃこりゃあ。」・・・・普通、何も考えない時は気づきもしないのですが、一瞬、80歳や90歳にもなった老人とダブってしまったので、大いにショックです。こういう時は、まず一歩動くことが大事と吉田松陰の言葉にあったなあと思い出し、(「何かをやろうと思った時に今やろうと腰を上げるか、後で条件がそろった時にやろうと考えるか?・・・やろうと思った時にできない人が後からなどできるはずが無い!」吉田松陰)おっしゃる通りなので、何とか筋トレでもして、醜い体を改造しなければいけないと、すぐにアマゾンでダンベルを買い、筋トレを始めました。そうすると、体と言うものはえらいもので、すぐに反応が始まりました。1週間くらいすると、見る見る腕が太くなってきて、最初はしんどかった片方5Kgのダンベルが、20回や30回は平気で上げ下げできるようになってきました。筋肉は幾つになっても鍛えれれるそうですね。
ところが、「よし、この調子!」と続けていると、また微妙な変化が出てきました。腕に筋肉がついてさらに太くなると思いきや、逆に少し細くなったような気が・・・・・・。確実に力がついたのはダンベルの上げ下げで分かるのですが、いろいろ調べてみると、筋肉は刺激によって再生されるので、きつい、つらい、と言う刺激が無くなると、そこで筋肉の成長は止まるのだそうです。つまり、筋肉を鍛え続けるためには、ドンドン負荷を与えてきつくしないといけない。と言うことで、次にエキスパンダーのようなものも買い、ダンベルの回数も増やして頑張っているのですが、こういうことをやっていて感じるのは、吉田松陰先生の言うように「まずは動く」事の大事さも分かりますが、「継続する。」ことの難しさは、それ以上に大きいものがあるようです。企業経営やスポーツでも同じですが、頑張って少し成績が向上したら、その次は、さらに頑張らないと成績は上がりません。そうやって、常に今よりも刺激(新たな努力)を加え続けたものだけが栄光を手にする訳ですが、普通は、なかなかできるものではありません。それを克服するための一つの方法が、”目標を持つ”ことです。「売り上げ100億の目標まで頑張ろう。」「県大会優勝を目指そう。」など、仮に一歩前に進んだとしても、まだまだやらねばならないと感じれば、次の刺激にも耐えられますが、目標が無ければ、どこかで満足して努力をやめてしまいます。また、努力はしていても今までと同じ努力で終わってしまえば、成長はそこで止まります。さらにもう一つ、目標に加えて”使命”のようなものがあるとさらに強いようです。「自分たちのビジネスを通じて、社会を〇〇のように良くする。そのためには、少なくとも売り上げを1000億円以上にしないと社会貢献の度合いが少ない。だから、1000億円の売り上げまでがんばろう。」とか、ミラノ・コルディナ五輪のりくりゅうペアのように「自分たちがオリンピックで頑張り、ペアを目指す子らがたくさん出てくることで、これからの日本をペア大国にしたい。」など・・・。きつい、つらい努力を継続させるためには、目標や使命などを明確にして、今だけでなく未来に目を向けることが必要だと、黙々と筋トレしながら、改めて実感している今日この頃でした。
と言いながら、さて私の筋トレですが、目標もない、ましてや使命感などのカケラのない努力ですので、多分、そう長くない未来に、ダンベルは漬物石に、エキスパンダーは何も分からず、孫が振り回して遊ぶおもちゃになっていることでしょう。
(あとがき)
さあ、WBCが始まります。楽しみですねえ。3月半ばの決勝まで楽しませてもらいたいですね。「頑張れ侍、頑張れニッポン!」では、次回は3月10日前後に更新します。それまでに予選敗退が決まってしまった、ってことはないでしょうね。
