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みなさん、ドライヤーなどのコードが、いつの間にか捻じれてしまい、グルグルのネジネジになってることありませんか?私の家のドライヤーも強烈にネジれて、毎回ネジれを直しながらドライヤーに巻き付けて、棚にしまっていました。それでも次に使うときは、またネジれて、毎度毎度同じことの繰り返しをしていたのですが、ある日、頭の中で「!」と閃(ひらめ)きました。コードは、いつも時計回りにネジれているので、「コードをしまうときに時計回りと逆回りにして、ドライヤーに巻きつけてみたらどうだろう?」やってみると、何と、次に使うときには「ピーンッ」と真っすぐになっているではありませんか。いつも、あれだけ時間をかけて、一つずつネジれをほどいていたのが、ちょっと目線を変えて違うやり方をしてみると、驚くほどの効果です。「俺すごいなあ。」と一人感心してYoutubeを見ると、すでに同じようなことが出ており、「何や~」とガッカリしました。まあ、世の中、北風と太陽の話ではないですが、「押してもダメなら、引いてみろ」で目線を変えて大きく変わる事例が多々がありますね。
先日、テレビでヒット商品を取り上げていましたが、刃が5枚くらい並んだハサミ、何に使うかと言うとシュレッダー代わりにさっさと紙を細断してしまうものだそうです。ところが、元々これは、キザミのりを作るためのキッチン用品だったとのこと。値段も1800円と比較的高く、キッチン用品としては、年に数千個の売上で、全然ダメな結果だったらしいのですが、ある消費者の一言をきっかけに、シュレッダーハサミとして売り出すと、全く同じものにもかかわらず年に20万個も売れるようになったそうです。他にも付箋(ポストイット)なども目線を変えて成功した事例です。貼ってもすぐに剥がれて、テープとしては失敗だったものを、逆に何度でも貼って、すぐに剥がすことができる事務用品として売り出すと、世界中で定着しました。他にもいくつか挙げると、柿の種と言うお菓子がありますが、これは元々普通の形のものだったそうです。ところが、おかきの金型を誤って踏みつけてしまい、形が変わってしまったのですが、直すお金もないと言うことで、そのまま焼いてみたら、三日月形のおかきができて、それを見たお客さんが「柿の種みたいやなあ。」と言って大ヒットした話とか、抗生物質のペニシリンは、フレミング博士が研究室の掃除を忘れて、休暇に出てしまったら、ブドウ球菌の周りに青カビが生えており、なぜか、カビの周りの細菌だけが死んでいたことで、ペニシリンを発見しました。
仕事や人間関係でもそのようなことはありますね。私のHPにも書いてますし、日経ビジネスの巻頭コラム「有訓無訓」に出た時にも書きましたが、私が29歳で役員になった時、部下のほとんどが年上や先輩。嫌われないように気を使って、できるだけ意見も聞き、相手を立てるようにしていました。ただ、毎日そうしてると、しんどくなってきます。気を使っても気を使っても、「若造が何を・・・」とか「経験もないくせに・・・」などと反論される。にっちもさっちもいかない状況になり、半ばヤケクソで「よ~し、全員に嫌われてもいいから、好きにしよう!」と思い、次から次へと自分の考えを押し通しました。すると、意外や意外、思ったより反対がありません。「何や、気を使って自分の意見を曲げようが、「文句あるか。」とばかりに自分の意見を通そうが、大きな違いはありません。ならば、これからは自分の考えを堂々と言おう、と思えるようになりました。
仕事でもお付き合いでもすべてに言えそうですが、「押してもダメなら引いてみな。」「引いてもダメなら押してみな。」「押しても引いてもダメなら・・・・周りを気にせず、自分の思うようにやってみることです。」
「こうしないといけないから。」と他人を気にしながら、頑(かたく)なに同じやり方を繰り返すのは、全く持って「時間の無駄」です。あっという間の人生、無駄な時間は少しでも省きたいですね。
では、次回は4月10日ころに更新予定です。
