New York New YorkⅡ (No.7)

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まず最初に、ここは通天閣の前ではありません。ニューヨークからこの写真をメールしたところ、「通天閣の前?」と言って返事をくれた人がいました。アジアの人が多いのでニューヨークと思えないそうですが、ここは間違いなくタイムズスクエアです。観光スポットだけあって、世界中の人たちが集まって、多民族国家のアメリカを現す言葉どおり、まさしく「人種の坩堝(るつぼ)」です。

そのたくさんの人の中にプラカードを掲げて立っている若い人がいます。何だろうと近づくと「9.11 LIE」と書かれていました。ボストンマラソンの爆破事件を扱った映画「パトリオット・デイ」にも犯人のイスラム教徒が、人質を取って車で移動するときに人質に対して「9・11は嘘なの知ってるか。」と言うシーンがあります。まあ、どういう気持ちで「嘘だ。」と言ってるのかは知りませんが、9.11の博物館に行って、大きな鉄骨がくにゃりと折れ曲がった展示物や3000人の亡くなった方たちの写真を掲示しているスペースなどを見ていると広島や長崎の原爆記念館に行った時の重苦しい気持ちを思い出しました。

考えてみれば、宗教の違い、人種の違い、民族の違いなど相手と異なる考えや主義主張は異なる価値観から生まれ、それがもとで衝突が起こる訳ですが、価値観が違えば、それぞれに正しいことが異なり、結果的に、みんな自分がやっていることが正しいと信じているので厄介なものです。戦争やテロと言う大きな話だけでなく、通常の生活の中でも少なからず価値観の違う人がいます。「何でそんなことするの?」「あんな考えの人とは、合わん。」「顔も見たくない。」そんな人たちに無理やり合わせようとしたり、好きになろうと頑張ればストレスで心を病む原因にもなります。また、その人のことが気になって無駄な時間を使ったり、仕事がおろそかになっては、人生にとって大きなマイナスです。

そんな時は、ホームページのコメントにも書いてますが、「あの人は、そんな人。」つまり、自分とは考えも価値観も違う人、まるで宇宙人やなと思うことです。人類に危害を加えない宇宙人と思って付き合うことですね。だって、目の前に宇宙人ETがいたら(そんな経験はないですが・・・)姿かたちが違うからとか、自分と価値観が違う、と言って怒らないでしょう、まず指を出してETの指にくっつける・・・・・かな。そして、宇宙人が何を言おうが、何をしようが、「さすが宇宙人、やっぱり違うねえ。地球のことは知らないやろうから、ちょっとずつ教えてやろうか。」と少し距離を置いて考えることができますよね。もし、あなたのそばに嫌でたまらない人がいたら、早速心の中で「宇宙人や、宇宙人なんや。」とつぶやいてみてください。その内、本当に宇宙人に見えてきますから。

そうしたら、今まで腹が立ってたことも気にならなくなります。ぜひお試しを!

 

 

 

 

 

 

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