負けに無駄なし (No.17)

いよいよ、第100回記念の高校野球が始まりました。

ここでクイズです。

今年の参加校は全国で3781校だそうです。

さて、地方予選から始まり、甲子園での優勝が決まるまでの試合数は、すべて合わせると何試合でしょうか?

「さあ、電卓だ!」とか、「そんなん無理!」とあきらめている人は、頭が固いかもしれません。

答えは、3780試合

なぜなら、トーナメント形式と言うのは、1試合で1チームが負けて落ちて行きます。

勝ったところは、また勝った同士が戦って、1試合で1チームが落ちて行く。

そうすると、優勝と言うのは最後の1チームが残った状態ですので、3781チームが出て3780試合で

1チームずつが落ちて行き、最後の1チームが残る、と言う訳です。

つまり、参加数-1がトーナメントの試合数なのです。

だから、もし10チームなら9試合、100万チームが出たら、999,999試合となります。

 

今年の高校野球では、3781チームが出て、負けを経験しないチームは1チームだけ、

他の3780チームは、どこかで負けを経験するわけで、しかも全て最後の試合が負け試合、

負けて終わるのが3780チーム、勝って終わるのは1チームだけ。

そう考えると、意外と残酷ですよねえ。

今日は、その ”負け” について勝手に一言。

 

負けについては、印象に残っている場面があります。

三国志の物語の中ですが、魏の曹操(ソウソウ)の配下で戦に強い許褚(キョチョ)と言う武将が、

たまたま大敗を喫して、「自分は部下を大勢死なせた。責任を取って死なせてくれ!」と泣き叫んでいると、  

曹操が「許著よ、勝った負けたは兵家の常。」(武将として戦に臨むからには勝つことも負けることもあるものだ。)

「たくさん人を殺した医者が一番良い医者と知ってるか。」

(たくさんの経験を積んだ医者は、手をつくしても患者を救えなかったこともあるだろう、ただし、

それだけの経験を積んでいる医者は次にはその経験が活きるので普通の医者より、間違いなく良い医者と言える。)

「今、大事なのは、この負け戦の経験を次の戦に活かして勝ちにつなげることだ。

今、お前が自害したら戦死した部下たちは犬死だ。生きて弔え。」

と言うようなシーンでした。

曹操と言うと鬼のように非情なイメージがありますが、

たまたま、この三国志の編者は捉え方が違うようですね。

たくさん人を殺した医者が良い医者と言われると、えっと思いますが、

確かに経験を積んで、その都度、対処の方法を学んできた医者は、いろんなケースでどうしたら良いかの判断材料を

多く持っているので、結果的に良い医者になっているのでしょうね。

負けてもそれを次に活かせば、大きな価値が生まれますね。

さて、

負けることから学ぶと言う意味では、仕事においても言えますね。

実は、私が顧問をしている会社の経営会議で月に一度、その会社にとって何か役に立つコメントをしているのですが、

いろいろやった中で、一番好評なのが「失敗に学ぶ」というシリーズです。

私も今までに仕事の上でいろんな失敗をしてきたので、それらを分かりやすく説明していますが、

聞いている幹部の人たちは、すごく熱心に聞いており、役に立つと言ってくれています。

ただし、

負けが役に立つのは、一生懸命に、持てる力を充分に発揮して負けた時だけかも知れません。

自分の力を出して負けるから、自分の力の無さを感じるし、一生懸命にやったからこそ、

負けた要因が見えてきて、どこをどう直せば勝てるか、と前を向くことができますが、

中途半端にやって負けても、何が悪いのか、どうしたら勝てるのか、さっぱりわかりません。

だから、何事も「しっかり戦って、ちゃんと負ける。」ことができれば、

その負けには価値があり、必ず次につながるものだと思います。

ところで、みなさん、

勝ちと負けの回数はどちらが多いと思いますか?

もちろん、同数です。

勝った人がいると言うことは負けた人がいるわけで、勝ち数と負け数は同じです。

水前寺清子の昔の歌で「♪勝った負けたと~騒ぐじゃないぜ。後の態度が大事だよ。♪」

「♪すべる転がる立ち上がる、歩く倒れるまた起きる。♪」と言う歌詞があります。

そうです。

多くの勝ちがある反面、それと同数の負けもあるわけで、

3781校の中で負けを経験しないチームは、たったの1チームだけ。

みんな負けることを経験するのです。

人生も勝ちと負けの繰り返しです。

勝ち負けにこだわりすぎて、先に進めなくなるのではなく、負けたとしても

価値ある負けと割り切って、前を向いて進みましょう。

負けに無駄なし、人生、負けもまた楽し!

多少負けても気にすることはありません。

いくらでも逆転のチャンスはあると思っています。

 

しかし、中には価値のない負けもあるようです。

その最たるものは、ギャンブルでの負けですねえ。

今でこそ減りましたが昔は海外でカジノに行ったり、競馬・競輪・ボート等にもたまに行きました。

また、パチンコ・スロット等もたまにしますが、

これらギャンブルでの負けは、人生の中で全く価値ないですねえ。

負けから次に勝つためのことは何も学べませんし、何回負けようがまるで上達しません。

思い出しただけでも腹が立つ!

私のようによく負ける人には、次のようなエピソードを紹介したいと思います。

昔、マカオは一人の経営者が全カジノを所有していました。

名前は、スタンレー・ホーと言う実業家です。

ある時、マスコミに次のように質問されました。

「あなたは、ギャンブル王と呼ばれて多くのカジノを経営しているが、カジノで勝つ方法はありますか?」

そう聞かれたスタンレー・ホーは、

「1つだけあります。」と答えました。

「それは、どんな方法ですか?」

とインタビュアーが続けると、一言、

「カジノを経営することです!」

(と言うことは、カジノの経営者以外は基本的に勝てない、ということなんですねえ。)

他のギャンブルも、ほぼ同じみたいです。

基本、勝てないものなのです。

そんなことはスタンレー・ホーに言われなくても、わかっているんですが、

ついつい今度は勝てるかな、と行ってしまうんですね。

意志が弱いですねえ。

 

みなさん、ギャンブルは、ほどほどにしましょう。

(どの口が言うとるんや。)

 ではまた、次回。

8月20日頃更新予定

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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