本当は怖いひな祭り No37

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3月3日は、桃の節句、ひな祭りです。正式には、上巳(じょうし)の節句と言われ、年に5回ある季節の節目(節句)のひとつで女の子の成長を祝うお祭りとして定着しています。日本では、奈良時代に中国の唐から伝わって現在に至るという長い歴史がるのですが、その形はずいぶん変わってきているようです。最初は、紙などで作った人形(ひとがた)で体を撫でて穢れを移し、川などに流す。そうする事で災いや怖いものの厄払いをしたのだそうです。従って、性別年齢に関係なく、宮中などではみんながそのような事を行っていたのですが、年月が経つうちに、紙から人形に変わり、また、江戸時代に幕府が何故だか3月3日は女の子の節句、5月5日は男の子の節句と決めてから今に近い形になったみたいです。

それで、何が怖いかと言うと、人形を飾って、その人形に穢れや災いを移して厄払いをするわけですから、古いひな人形には、それを使った人たちの災いや穢れなど悪いものがたくさん凝縮されているわけです。先祖代々伝わるひな人形などは、先祖代々の役病や悪いものを吸い取って一杯になったものもあるでしょうから、うかつに触るとそれらの穢れが逆流して生身の人間に移ってしまうのかもしれません。

まあ、昔の人たちにとっては世の中怖いものだらけで、例えば、突然来る台風や豪雨、地面が揺れる地震、空から光が落ちてくる雷、そのほか竜が天に上るような竜巻等々、そんな自然災害だけでなく、現在の脳溢血やガンなどの病気なども含めて、自分たちにわからないものは、全て恐怖の対象であり、それらの多くは、この世に未練を残して死んだ人の恨みが形を変えて、襲ってきていると思っていました。だから、そのような非業の死を遂げた人たちは、神社を立てて神に祭り上げることで怒りを鎮めてもらおうと思ったのでしょうね。都から西の果ての太宰府に送られて非業の死を遂げた菅原道真などは、その代表です。そうしたとしても起こる災いが自分に来ないように、人型に災いの種を移して身代わりになってもらおうと始まったひな人形ですので、やはり人のものをもらったりはしない方がいいんでしょうね。

先ほども言いましたが、恐怖の対象は未知のもの、底が知れないもの、つまり、分からないから不安になって、恐ろしくなるものですが、それは現在でも同じで、昔、たまに行ってた古い神社の横にある池が、緑色がかって深くて、こんなとこ落ちたら助からんかもな、と思っていました。ところが、この間行ったら池の水が無くなっており、底が見えていたのですが、全然浅くて、「何や、大したことないやんか。」と思いました。分かってみたら、何と言うことはない、恐怖の心理はそんなものです。

また、同じようなことは山ほどあります。人間関係でも嫌な人や自分とは合わない人がいれば、逆に相手の事をよく観察してみては、どうでしょうか。自分と同じだと思っているから、何でそんなこと言うの? 何でそんなことするの?となりますが、このホームページの「若い人たちへ」にも書いてますし、以前のブログでも言いましたが、観察して、この人自分と違うなあ、ということが分かり、まるで宇宙人みたいやな、と思えば、腹は立ちません。その他、怖いこと、不安なこと、嫌なこと・・・・もし、今そんなことがあれば、それを一度紙に書いてみて、それらをゆっくり眺めてみてください。そして、一つずつ何が不安か、何が怖いのか確認していくと、意外と何でもないことが多いはずです。もし、それでも怖いものや不安なものがあれば、それこそ、3月3日にそれらを紙に書いて、川に流すか、そっと燃やしてしまえば、肩代わりしてくれるかもしれません。

ちなみに五つの節句は、1月1日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日とみんな奇数です。この同じ奇数の数字の組合わせが、幸運を招くと言われていますが、私の名前、佐村信哉の字画は、佐(7画)村(7画)そして、信(9画)哉(9画)と7×7、9×9、5節句の内の二つまで入っています。

「何とラッキーな名前でしょう!」と勝手に思っています。親父は、そこまで考えてつけたわけではないと思いますが、今度会ったときに聞いてみようと思います。

ひな祭りから自分の名前の自慢になりましたが、本当にラッキーかどうかは、結局、自分はラッキーだと思ってるからこそ、そうなるような気がします。そして、何かまずいことがあっても川に流してしまえば問題は解決です。

みなさん、まずそう信じることが大事ですね。私のブログを読んでいる方は、必ずラッキーな人生になると信じて、がんばりましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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