大分大学 No.47

写真は、1922年設立当時の大分高等商業学校(現在の大分大学経済学部)の写真です。

HPのトピックスにも載せましたが、昨年に続き、先週6月5日、130名あまりの学生に寄付講義の講師として、

熱弁?をふるってきました。

3年後の2022年、大分大学経済学部は100周年を迎えると言うことで、講義の内容も

「社会構造の変化と企業」と言うテーマで小売業の100年を振り返って、その移り変わりの激しさを共有してきました。

講義の内容は、さておき、私が卒業して41年経ちましたので、大学周辺も大分の街も大きく変わっています。

昔住んでた「旦の原ハイツ」と言ういわゆる新興住宅地(ニュータウン)も、そのころは新しい家と若い住人たちで

溢れていましたが、今や年寄りばかりで空き地が目立ち、昔行ってた飲み屋も今はなく、

逆に古くさかった大分駅が近代的に生まれ変わったりと、やはり40年の歴史を感じます。

ただ、講義をした部屋は昔と変わらず、私もそこでいろんな授業を受けました。

(たいして学校に行ってなかったので、多分受けただろうと思います。←に訂正)

そして、20歳前後の学生のキラキラした目を見ていると、ふと、「もし、今、私がここにいる学生だったら?」

これからの40年、つまり今の私の年までに何をするだろうか、と考えてみました。

当時のニッセンのような中小規模の会社に入るだろうか、自分で起業するのかな?政治家は?

仕事以外にも、もっと高尚な趣味を持ち、語学も勉強して、もっと違う道があったかもしれない。

と思いながら、違う人生を考えてみました。

まず、学生時代には授業をしっかり受けて、加山雄三(可山優三)ではなく、香梨雄太(可無し優多=そんな人いない。)

と言われるくらいに良い成績を取り、グダグダ飲みにもいかず、もちろんパチンコや麻雀等のギャンブルで

時間をつぶすこともなく、品行方正で石部金吉(真面目な人の代表)と言われる学生時代を過ごし、

その成績や身なり、面接での応対の良さから、大手銀行に入行、社会に出ても酒たばこ、ギャンブルは一切せず、

仕事上の友人は少ないが、家庭は人並みに持つ、家で飼っているミドリガメを愛し、インコとの会話が趣味、

若いころから興味があった語学を駆使してインコと英語でしゃべれるのが自慢。

仕事はほとんど失敗をせず、40代で小さな支店の支店長、50代になると関連会社へ出向し、60歳で定年を迎え、

その後、定年再雇用で給料は半分になるが、無難に64歳まで過ごし、来年から年金をもらえることが、

今一番の関心事、これからは、友達のミドリガメと好きな盆栽を眺めながら余生を送り、老いていく、

「あ~あ、いい人生だったなあ。」・・・・・・と。

ボケッ! そんなこと思えるか!

多分、いくらやり直しても、そんな人生にはならないだろうと思います。

(友人や先輩に大分大学から大手銀行に行った人が、たくさんいるので、もし見てたら、ゴメンナサイ。)

何回繰り返しても同じような人生だろうと思いますね。

同じ人生ではなく、今よりも良い人生はないだろうと思います。

人によって成功した人とかしてない人とか、お前はツイてるから、とかではなく、

まず人生、

今生きてることで80%くらいは同じ成功者、つまりツキがあると言えます。

残りの20%くらいが、その他の事象です。

もし、今までの人生が良くなかったので、「人生やり直せたら、・・・」と後悔している人がいたら、

はっきり言っておきますが、やり直しても同じです。

同じ苦労をして、同じ辛さを経験し、もちろん同じ楽しみ、同じ喜びもついてきますが、

今までの人生が苦しければ苦しかった人ほど、やり直して同じ苦しみを味わうだけで、嫌ですよね。

それなら、やり直せたらなどと無理なことを言っても仕方ないので、

これから楽しみましょう。

何かやって失敗しても、また頑張ればいいんじゃないですか。

ミドリガメと一緒にいるより、人間と一緒の方が面倒くさいこともありますが、

ずいぶん楽しいですよ。

「人生、今が一番幸せ」だと思えば、本当に幸せになります。

それから、

今、40年前に戻りたいか?と問われると、

私は一つも戻りたいと思わないですね。

だって、今の方が何倍も楽しいですから。

 

では、次回は6月20日ころに

勝手に一言ほざきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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