高いか安いか100万円 No.135

まず最初にお詫びです。パソコンで画像の取り込みをしようとしたら、急に「ウイルススキャン失敗」等の文字が出てきて、保存ができません。という事で、今回は写真がありません。さて、本題です。この間の衆院選挙で当選した新人議員の中から、「議員になって、たった一日しか経っていないのに月100万円の文書交通費が満額支給されるのは、おかしい。」との指摘がありました。それ以来マスコミでは、鬼の首でも取ったかのように、やれ「もらいすぎだ。」「領収書が要らないのはおかしい。」「庶民感覚とずれている。」とまあ毎日のように批判の嵐。確かに給料の129万円に今回問題になっている交通費が月100万円、立法事務費月65万円、年末のボーナス635万円と加えて行くと年収約3800万円、それにJRや飛行機代等が無料になったり、秘書の給料の一部を負担してもらったりと、一般庶民と比べると確かに高額と言えます。だからと言って、その金額だけを高い安いと論じるのは、おかしな話で、例えばこの人件費は日本を良くするための投資の一部であると考えた時に費用が高いか安いかよりも、その効果はどうだったかをより議論する。いわゆる”費用対効果”をしっかりと国民が確認できるような仕組みがあれば、高い安いはすぐに判断できます。選挙の時に落選した石原派代表の石原伸晃氏に対し、演説を聞いていた聴衆が「お前、何もやってないじゃないか!」とヤジを飛ばしたそうですが、石原氏はそれなりにやったのでしょうが、有権者から見て何もやっていないように見えることが問題です。したがって、給料を減らしたが、何もしない議員が増えると困りますし、逆に給料が増えても、それ以上の効果を国民にもたらせてくれればいいのではないでしょうか。国の予算は2021年度で106兆6000億円です。この予算をどう配分するか、また新たな法律を作って、より国民の暮らしを良くするための活動をするのが国会議員ですから、毎年、前年に比べてどれだけ役に立つ予算配分を行ったか、そのために各政党、議員個人はどのような活動をしたか? 国会議員の通信簿みたいなものを作り公表すれば良いと思います。一つ例をあげると、先日2020年のコロナ対策予算が30兆円も使われていない、と財務省から発表がありました。中身は、そこまで要らなかったもの、すぐにでも必要だが時間がかかって実行できていないもの、それぞれ何故そうなったのか、をキチンと反省しどこに問題があったのかを明確にして次に活かすことが必要だし、もっと言えば予算を使ったがそれは本来の目的に合致したものだったのか? そういうことを検証しないと毎年無駄や不公平な配分が続いてしまいます。10月10日のこのブログで書きましたが、コロナ対策の政府分化会尾身会長が理事をしている地域医療推進機構では、国からのコロナ対策助成金が200億円を超え、しかもその内の180億円ほどは株式などの有価証券になっている、実際のコロナ対策に使われた額より機構の各病院の懐に入った額がはるかに大きい、我々の税金が医療機関の利益に変わっている。このような不公平は山ほどあると思います。そんな一般庶民が見て”おかしいい”という事を追求し、法律を作って返還させることができたら、議員の給料も上げてやってもいいのかもしれません。衆参両院の議員の数は、約700名、「お前らの給料は高すぎる。」と一人1000万円減らしても合計で70億円しか捻出できません。国家予算の0・006%強、1万分の1にもなりません。それより、自分たちの給料の100倍の予算を効率的に配分せよ、とすれば4000万円の100倍、40億円×700名ですから2兆8000億円になります。そのくらい頑張って無駄を削減したり、不公平なものを回収したりすれば、費用に見合う効果と言えるでしょうね。もちろん、お金(予算)を有効に使うだけでなく、国の未来、国民の安全をどのように考えるか、法律によって国の方向を決めるという非常に重要な責務を担ってもらっている訳ですが、そもそも庶民と言うのは私も含めて都合がよくできているもので、そのように重要な職務を遂行する議員の給料は、庶民目線で考えて高すぎると大声を上げるが、仕事はスーパーマンのように休みも取らずに不眠不休で働け!エラそうな態度はけしからん、いつも謙虚に頭を下げておけ。立派な車や大きな家に住んで庶民のことが分かるか!と、求める事の水準が高すぎるような気がします。国のため、国民のためにしっかり頑張ってくれるなら、領収書の要らない100万円くらい安いもの、「しっかりがんばれ!」と議員の皆さんには声をかけてやるくらいの度量を持ってもいいのかなと思う今日この頃ですが、いかがですか?

 

(あとがき)

議員の給料を上げて、国のため国民のために働くなら、いいじゃないか。と言う今回の提案ではありますが、それは議員も自分たちのように欲もあり、お金のモチベーションが効くだろうという私自身のゲスの考えで、本来の議員と言うものは、このようでないと・・・と言う人がいます。1970年代後半から1980年代にかけて外務大臣や官房長官、副総理等の役職を歴任した伊東正義氏ですが、氏は政治献金目当てのパーティ等の金集めは一切せず、家もトタン屋根の雨漏りがする粗末な家に住み、「自分は直球しか投げられない。」と不正などとは縁遠い清貧な生涯を送りました。そして、金権政治が横行して竹下首相が辞任したときに自民党は、この清貧な伊東正義を次期首相に推しましたが、「表紙だけ変えても中身が変わらないと意味がない。」と首相就任も固辞するという、まるで幕末から明治の山岡鉄舟のように、「地位も名誉も金もいらない、俺は国のために仕事をするだけだ。」と言う態度を通しました。こんな政治家(議員)ばかりなら、100万円くらい、誰も文句は言わないでしょうにね。

では、次回は30日あたりに。

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