ウクライナ草 No.151

この間、いつものように玄関に出てみると、不思議な場所に花が咲いていました。写真のように敷石の割れ目のほんの小さな隙間から、ポツンと可憐な花が咲いているのです。こんな過酷な条件でも生きてる、「生命力ってすごいなあ。」と思いながら眺めていると、ブルーとイエローの花がウクライナの国旗とダブって、私は勝手に”ウクライナ草”と呼んで応援しています。当のウクライナ情勢は、ロシアの進攻後2か月が経っても解決の糸口が見えず、さらに長引く様相です。テレビの評論家か達も年末まで続く可能性があるなどと長期戦を予想しています。勝手に進行してきたロシアに同胞を殺され悲しみの中、敢然と対抗するウクライナ国民を100%支持しますが、とは言えこのまま長引けば犠牲が増えることは確実で、そのほとんどの犠牲はウクライナの市民たちです。それを考えると、停戦をどうやって実現するかを考えなくてはなりません。その際に参考になるのが、1939年から40年にかけて起こった、旧ソ連とフィンランドの”冬戦争”ではないかと思います。今回のウクライナと同様、当時のソ連の理不尽な侵攻から両国の戦争になりましたが、数か月後に講和条約を結びました。国土の10%を失うと言うフィンランドにとって屈辱的な条件でしたが、これにより停戦が実現しました。フィンランドとその国民にとっては認めがたい苦渋の決断だったでしょうが、それにより、フィンランドは現在に至るまで独立を保ち、国家の主権も保っています。翻って、ウクライナですが、現在まで各国の支援はありながらも、それは物資や武器の支援でしかなく、結局戦うのはウクライナ国民、犠牲になるのはウクライナ市民です。アメリカやNATO諸国も口では支援と言いながら、自分たちの手は汚さないようです。そうなると、どこかで何らかの戦争を終えるための手を打たねばなりません。例えば、東部地域の一部をロシアに渡せと言うのは酷なことでしょうが、このまま国が消滅する危機が迫っているとすれば、まずは国家を存続させることを第一に考え、フィンランドのように捲土重来を期すことも選択肢ではないでしょうか? 国土の10~20%に相当する東部の親ロシア地域をロシアに渡す、もしくは50年間租借地としてロシア管理下に置く、などの講和条件にて停戦に持ち込む。そして、それは当事者同士だけでやっていては、恨みや意地など複雑な感情も入るので、第三者が提案することが望ましいと思います。本来それをするのが国連等の機関でしょうが、今の国連など、ほとんど役に立たないお飾りみたいものですので、やはりアメリカ辺りが何らかの講和条件をロシア、ウクライナと秘密裏に交渉することが必要のように思います。ドイツの初代宰相ビスマルクが言うように、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」ことが大事ではないでしょうか? 日本においても例えば、徳川家康などは、信長からの妻子の処分や過酷な援軍要求、また秀吉からの突然の国替えにより祖国を捨てねばならないことなど、何回も理不尽な要求に耐え、最後に天下を取りました。ウクライナも過酷な条件ではありますが、硬い石の間から美しい花を咲かせることもできるので、ここはまず生き延びて次世代に望みを託してみてはどうでしょうか? ウクライナからは、遠い東の果ての島国の何の力もない一市民の願いです。

(あとがき)

フィンランドには一度行ったことがありますが、森と湖に囲まれた静かな国です。昔からロシア(ソ連)にいじめられていたことから、日本のことは好感を持って接してくれます。それは、日本という小さな島国が昔、大国ロシアに戦争で勝った(日露戦争)ことを知っているからです。その時の将軍、東郷平八郎はフィンランドで”TOGObeer”として、瓶ビールになっていました。そのラベルには、東郷平八郎の似顔絵があり、その東郷ビールを飲みながら山盛りの茹でたザリガニを食べたことを思い出しますが、今、フィンランドで平和にビールが飲めるのは、過去に国土を侵略されながらもしぶとく生き抜いたからではないでしょうか。ウクライナにも早く平和が訪れて、皆が安心してビールを飲める時が来るのを心より願っています。今回は少し早く更新しました。次回更新は、5月10日ころです。

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