残念、無念! No.158

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既に報道等で知っての通り、戦後最年少で総理になり、歴代最長の在籍を誇る安倍晋三元内閣総理大臣が、たった一人の浅はかなバカ男の凶弾で亡くなりました。

不運だった、と言う言葉で片付けてはいけないのですが、悪い要因が複数集まって、このような結果になったのは事実のようです。急に奈良で街頭演説を行うようになったこと、演説の場所がたまたま死角のある場所だったこと、ちょうど警備の隙ができた時に近づけたこと、打った弾が当たった、しかも急所に当たった、1発目と2発目の間に警備員が阻止できなかった等々、本当に”たまたま”や”偶然”が重なってしまったことは、不幸としか言いようがありません。

残念です。安倍さんは昭和29年生まれで私より一つ上ですが、同世代として、数々の活躍を誇りに思っていました。多々ある功績はここで言うまでもありませんが、過去の人としての功績だけでなく、今後にも大きく期待できるリーダーだっただけに日本国の損失は如何ばかりかと憂慮しています。

体調不良で退任したときに書いたブログ(2020年8月30日、No91)にも「体調が回復すれば、できればもう一度日本のために頑張ってほしい。」と言う思いを書き綴りましたが、その可能性は充分あると思っていました。また最近では、「防衛費をGDP比2%に!」と言い出したのも安倍さんでしたし、「現実を直視し、核保有の議論を」とか生涯にわたって”憲法改正”に情熱を注ぎ、日本と国民のためには、タブーはないと、しっかりした自分の意見を持ち、それを発言する人でした”今の日本に何が必要か”、批判を恐れずに、これほど堂々と言える人が今の政界にいるでしょうか? 安倍さん亡き後の政界が、あっちでもない、こっちでもない、批判を恐れてはっきりとものを言わない、未来のことよりも目先の人気取り、事なかれ主義、とりあえず今の問題に対処するだけで根本の問題に取り組まない、そんな情けない日本にならないよに、是非現役の政治家の皆さんには頑張ってもらいたい! 安倍さんに続くリーダーが出てきて、日本を、そして世界をより良い方向に持って行くことこそが、志半ばで無念の最期を遂げた安倍晋三氏に対する最大の供養だろうと思います。

また、今回の暴挙を「民主主義への挑戦だ。」とか声高に叫んでいる人が多いですが、今回のことは民主主義に対する挑戦でも、思想を暴力で覆そうと言う意志がある訳でもなく、単に何も考えていないバカが勘違いで暴挙を犯しただけですから、警備の仕方も大事でしょうが、今後どう取り締まるのか、真剣に考えることが大事です。あんな危険なものが作れてしまうなら、要人は警備の強化で救われるかもしれませんが、普通の人はやられてしまいます。例えば、手製の銃を作るのに、鉄パイプは仕方ないとしても火薬は買うのに許可制、特にからの薬きょうなどは販売することを禁止にすれば、ずいぶん防げると思います。その他、ネットで検索すると銃の作り方みたいなものも出てきますし、今まで無かったからと、いろんな規制が緩いのも確かでしょう。残念なことではありますが、昨今の事件を見ていると、ある一定の割合で今回のようなバカが存在するのは事実だと思います。その連中が今後暴挙を起こしにくいように今回は銃ですが、爆弾や毒薬等も作ろうとしたときに面倒くさくなるくらいの規制をぜひ検討してもらいたいと思います。これから先、また同じような手製の凶器で人が殺められるとしたら、それこそ安倍さんも報われません。新たなリーダーの出現と関係機関の速やかな規制強化を期待しています。 最後に、日の丸の似合う、素晴らしい日本人だった安倍さん、お疲れさまでした。ご冥福をお祈りします。

 (あとがき)

今回の容疑者は、母親が統一教会の信者で多額の寄付により破産、家庭崩壊したことを逆恨みしてのことと記事にありました。今から20年以上前に韓国に出張に行ったときに同じホテルに統一教会の団体が泊まっていました。夜中までロビーで談笑し、その後、12時を過ぎてホテルに帰ると、みんな並んで何か話を聞いていましたが、異様な光景でした。帰りは布団やら壺やら山ほどの荷物です。合同結婚式で見知らぬ人と結婚させられ、高い物を買わされ、多額の寄付を払わされる。それで幸せなら個人の勝手ですが、今回のようなことが起こると個人の勝手とばかり言っておれないようにも思います。安倍さんが亡くなっただけでなく、犯人の動機も含めて、本当に嫌な気持ちだけが残る事件でした。残念、無念です! 

 

 

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