鬼のかく乱 No.201

鬼の霍乱(おにのかくらん)とは、普段病気になるはずがないような人が風邪を引いた場合などに使う言葉ですが、霍乱とは、夏の季語に使われる江戸時代の暑気あたりらしいので、まさに今のシーズンの言葉です。と、説明をしたところで、実は私が言うのも何ですが、まさに「鬼の霍乱」。とうとうコロナにかかってしまいました。昨年までは、まめにワクチンも打っていましたし、それなりに注意していたのですが、最近は完全に舐めてしまって、「ワクチン?もういいんじゃない。」「マスクも暑いしはずそう。」と、不注意この上ない行動の結果、7月末に陽性になりました。症状はのどの痛みから38度~39度の高熱が2~3日続きましたが、その後は順調に回復し、もうすでに医者からも行動は自由です、と言われて普通の状態に戻りました。ところが、回復したのを機に4日間飲んでなかったビールを飲むと、「何じゃこれ!」あののど越しの爽やかな、美味しいビールではなく、苦くてひどい味の飲み物に変わっていました。「全然おいしくない!」それから昨日までの間、あの美味しいビールの味を取り戻そうと懸命にリハビリ中です。そもそも、コロナになるなんて「気合が入ってない!」証拠だと反省しています。大体人間は、順風で大きな問題がないと注意が散漫になって失敗や怪我をするもので、昔柔道の先生から「必死に戦っている時はケガもしないが、力を抜いた時に大ケガをする。」と注意受けたことがあります。ことわざでも「好事魔多し!」と言って、全てが順調だと思った時が一番危ない、気を引き締めよ。と諫めています。今から5年ほど前に海外(マカオ)でパスポートを盗まれたことがありましたが、その時も「香港やマカオは何回も行ってるので庭みたいなもんや。」と何か国内と同じ感覚で気が抜けていたのでしょう、ちょっと横にカバンをおいた隙に取られてしまいました。それからは、肩掛け式のカバンに貴重品を入れ、肌身離さず行動するようにしていますが、完全に気が緩んでいたと思います。健康面でも以前は「無病息災」で何も病気がない事が一番と言われていましたが、何も気になることがないので健康に気を配らないと言う人よりも、最近は「一病息災」と言って、何か気になる病気があれば、常に健康に気を付けて生活するので、そっちの方がかえって長生きするのだと学者の方が言ってました。人間、いくつになってもピリッと気合を入れて生きないといけないですね。今回、「ダラダラ生きるんじゃなく、ちゃんとせい!」とコロナに”喝”を入れられたような気がします。もし、みなさんの中に「人生悩みもない。」「毎日、特に心配なく生きてる。」「何となく一日が過ぎる。」と言う方がいれば、ここはひとつ人生に気合を入れて、もう一度シャキッとして、がんばって行きましょう!

 

(あとがき)

今、一番の心配事は、”ビールの味が元に戻るか?”です。日々少しずつ戻っているようですが、その間、今度は缶酎ハイなどが美味しく感じて、そちらをガンガン飲んでます。結局、ビールも発泡酒もあまり変わらない舌になり、コロナのお陰で安い酒が美味しく飲めるので、まあ、それもいいかな?(←酒が飲めるなら文句言うな!)と、こんな感じでダラダラと201号始まりました。また20日ころに更新します。

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