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命をかける。 No.274

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先日、新聞の別刷り版に「気持ちを高める映画音楽ベスト10」みたいな特集がありました。堂々の1位は、そりゃそうだろうと納得の「ロッキーのテーマ」、2位以下は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「アルマゲドン」・・・「スターウォーズ」「ターミネーター」などなど、それぞれ思い出しては、胸が熱くなり、思わず「よっしゃ!」と何をするわけでもないのに、やる気の出る曲ばかりでした。自分の中でどれか一つをあげるとすれば、ロッキー、ターミネーターなどを僅差で上回るのが、エアロスミスの歌ったアルマゲドンのテーマ、”I don't want to miss a thing."ですね。映画アルマゲドンは、小惑星が地球に衝突するという人類の危機を回避するため、集められた採掘のプロたちが小惑星の内部に核爆弾を仕掛けて破壊しようと言う話です。まあ、内容としては真面目に考えると?がいくつも付きそうですが、単純にエンターテイメントとして観ると結構面白いです。特に主役のブルース・ウイルスが、自らの命を犠牲にして娘の恋人や地球全体を助けるところは何度観てもいいですねえ。目が潤んできます。みなさんもぜひyoutubeでアルマゲドンのテーマ(映画のあらすじが見れるもの)を聞いてみてください。

さて、なぜアルマゲドンに感動するのかと言うと、それは「自分の身を犠牲にして他人を助ける。」と言うところにあるように思います。命をかけて人々を救う、昔から映画や物語である話ではありますが、これは人間が本質的に持っている性質(さが)であり、現実でも災害時に子供をかばって亡くなった親や、危険を顧みず消火に当たる消防士の方、被災地で命をかけて人命救助する自衛隊員、東日本大震災の時に福島第一原発で放射線の危険を背負いながら事故の拡大を防ぐために活動した人達、そんな人たちの話を聞くと感動します。現実世界でもアルマゲドンの主人公たちが結構いると言うことでしょう。

そんな「自己犠牲とは?」と言うことを考えている時に戦後80年で神風特攻隊の記事を見ました。彼らも同様に「国のため、家族のため」に命を捧げたわけですが、結果的に彼らの命が、家族や恋人、日本の国民たちなどの大事な人たちをどれほど救ったのでしょうか? 当初、特攻隊は戦術としては成功しました。1944年10月時点で、日本はあと半年程度しか持たないと言う報告もあった中、人間が操縦する爆弾は成果を発揮します。敵艦5~60隻を撃沈し、約400隻に損傷を与える。さらに敵の死者は1万人以上に対し、特攻による日本軍の死者は約4000名、皮肉なことに神風特攻隊が成果をあげたがゆえに戦争終結が長引き、結局原爆投下に至ったとも言えます。もし、この特攻攻撃が無ければ、もっと早く戦争は終結して、沖縄や本土での民間人の被害はもっと少なかったのではないかと思います。自分の命の代わりに、大事な人たち(家族や日本国民)がこれ以上被害にあわないようにとの願いで飛び立っていったのに、結局、被害が拡大してしまったことを、もし命を捧げた隊員たちが知ったら、その無念さは、いかばかりかと胸が痛みます。もし、尊い命で戦果を挙げたその時に間髪を入れず講和交渉ができていれば、特攻で散った若者の命ももっと浮かばれたのかもしれません。(あとがきで説明)

しかし、結果はどうあれ、特攻隊に限らず、命を捨ててでも大事な人たちを守ろうとしてくれた方たちのことは、忘れてはいけないと思います。災害や犯罪などから人を助けるために殉職した人と同様に、戦争で純粋に命をかけた方々に対し、我々も年に一度くらいは手を合わせるべきかなと思います。戦争中はもちろん、終戦後に民間人を内地に返すため武装解除せず、守り抜いた各地の部隊の話など。戦後80年、歴史が忘却の彼方に行ってしまわないよう、しっかり事実を残していってもらいたいものです。今の日本で我々が幸せに暮らせるのもそのような方々の犠牲の上であることをもっともっと意識せねばならないですね。そんな人に対し、日本のトップが年に一度くらい手を合わせるのが、そんなに問題か?と感じます。今年も日本の総理大臣は靖国神社に行きませんでしたが情けないことです。終戦記念日から少し時間は過ぎましたが、あらためて平和のありがたさ、平和のために命を捧げた人のことを想ってみたいとおもいます。ー合掌ー

 

(あとがき)

今回は、アルマゲドンから神風特攻隊へとずいぶん内容が変わってしまいましたが、神風特攻隊の目的の一つに、敵に打撃を加えて、講和を有利に進めると言うこともあったように聞いてます。初期には、敵将の中にも「この戦法(特攻隊)で連合軍は日本の攻撃を諦めねばならないのではないか。」と考える人もいたそうですので、その時に日本が領土を大幅に放棄し、台湾、朝鮮半島のみを残して講和を進めたならば、ひょっとしたら戦争は今と違った形で終わっていたかもしれません。(まあ、領土放棄などできないとは思いますが・・・)ただ、そうして余力を残して終われば、体制は変わらずその2~30年後くらいには、再度、違う戦争を起こしたかもしれませんね。そうなると私など、年齢的に(戦後10年で生まれた。)少年航空兵として特攻させられていたかもしれません。やっぱり、多くの方々のおかげで今に至るこの歴史が一番良かったように思います。次回の更新は9月10日前後です。

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